心霊手術その2

前回の続きです。

さぁ、やっと着いた憧れの外国!
デパートのレジはお釣りごまかします(ーー;
街ではユスリとタカリが交互に来ます(ーー;

「まぁいいか、目的は心霊手術だ、、」と、
いつのまにか目的に格上げしてました。

で、何人かのヒーラーから
心霊手術を受けたのですけど、
これが結構どころか、かなり痛いんです。

よく、催眠だとかトリックだとか言うけど、
少なくともあれだけ痛ければ
催眠は解けるんではないでしょうか?

お腹だの目玉だのに
あまり衛生的でない手を突っ込まれて、
鶏肉のスジみたいなものを
ぎぎぎぎぎ~~っと引っ張りだされて、

たいてい次の日はぐったりして、
観光どころの騒ぎではありません。


ある教会では結婚のお祝いにと、
上半身ハダカで座っている私たち夫婦に、
バイブルが投げつけけられて、
それが背中に張り付いて、
5分位してポトリと落ちた聖書をみると
なんだか地球外の物体が付着しており、
私たち夫婦に宿る邪悪な要素だったらしい。

おかげで以来30年近く、
清く正しく生きてこられました(^^v

帰りの飛行機では、日本に着く直前に、
私がまだマリファナを持ったままでいるのを
友人が慌ててトイレに流してくれましたが、
同じツアーの人で入国できなかった人は、
一体何を持ち込んで、どこに行ったのでしょう?

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心霊手術その1

心霊手術を受けました。

と言ってもかなり前の話ですが、
最近友だちに話したら結構ウケたので、
調子にのってあなたにもお話します(^^v

場所はフィリピン、
季節は日本で7月くらいだったか、
とにかく茹だるような暑さでした。

その年に結婚したんですが、
当時お金もなかったし、
国内の温泉でごまかすつもりでいたら、
イカれちゃった系の友だちから、
「ツアーに欠員あるけど、どう?」
と誘われたのです。

まぁ、人のことは言えなくて、
当時の私は典型的なフーテン野郎で、
パスポート申請に行ったら、
「こんな写真では入国できません!」
と断られるような風体でしたけど(^^;

容疑者もマスク姿…手配ポスターの顔写真にテープ貼った署長夫妻「マスクした顔も意識して」 : 読売新聞

ともかくなんとか間に合って、
出発の直前になってから言われました。

「あっ、心霊手術体験ツアーだから、、」

確かめなかった自分も悪いけど、
そういうこと先に言うでしょ、普通(ーー;

まぁ、お金も振り込んじゃったし、
女房は案外平気そうな顔してるので、
度胸を決めて出発しました。

初めての海外旅行で全てが珍しく、
憧れのタラップをまだ昇っていないのに
機内に入ってしまっ​たのは残念でした。
ポーズとか考えてたのに、、

当時の飛行機はまだ喫煙席があって、
当時ヘビースモーカーだった私は
当然そちらに移動したのですが、
同じツアーの、今にも折れちゃいそうな青年が、
わざわざ隣に来て咳き込むものだから、
それも断念(ーー;

スチュワーデスさんも楽しみだったのに、
なぜかゴリラが植毛したような、
マッチョなフィリピン男性でまたガッカリ(ーー;

いけない、まだ日本ですね。
とりあえず今日はここまでです

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011.石垣島へ行こう

私を沖縄に導いてくれた株式会社Dには
いまでもとても感謝しております。

ただ、私が応募したのは「宮古島での電気保安」で
私の配属は「那覇市内のビル設備管理」でした。
これも「沖縄に慣れるため」という配慮だったのですけど
実際、いきなり宮古島は無理だったかも知れないし
本社勤務の人間が離島に出向するとなると
引っ越し費用とか住居手当とか赴任手当とかで
すごい費用が発生します。
東京から来たばかりで得体のしれない私に
そこまでリスクを負わないのも一応納得できます。

でも、いつまで経っても移動の気配はなく
その間、私以外の人間の移動は頻繁で
どうやら大声でゴネタもん勝ちと気が付いたので
マネージャーに合うたび「宮古島はどうなりました⁉」と
なんとかの一つ覚えを繰り返していたところ
石垣島へ行きませんか?」
思わぬ方向に話がスライドしてしまいました。

「もちろん、行きますとも!」

なにも考える前に、そう返事をしてました