お偉いさんは神さまですか?

応対と対応の違い
「応対をお願いします」という依頼と、
「対応をお願いします」という依頼では、
ふるまい方が違います。
「応対」も「対応」も同じ漢字の組み合わせで、
意味大差ないように思われますが、
二つの言葉は使い分ける必要があるのです。

違いを簡潔にまとめると、
行動を起こす対象が人に限られるのか、
あるいは人以外も含むのか、です。

対象が人間の場合は「応対」を使い、
事柄や状況、状態などへも範囲が広がる場合は
「対応」を使用します。
(新語時事用語辞典より)

 

実際の現場では
応対というと、クレーマーやお偉いさんを
(二者が同等である悲しさは別問題として)
なだめすかす感じであるのに対して、
対応の場合は、物事を適切な方向に向かわせる、
まさに仕事の真髄を指す表現です。

悲しいことに、もっと実際には
応対上手の方が当然ウケがよいので
それだけで責任者に抜擢されたりして、
彼には応対と対応の区別がついていないので
全体が嫌な方向に進んでいたりします。

そういうところは
さっさと逃げ出すに限るのですが、
10年ぶりに他の用事で立ち寄ってみると
そのままの状態で応対を続けていたりして、
世の中って、何とかなるもんですね^^;

コメントを書く