
池魚の禍
(ちぎょのわざわい)
意味
意外な災難の巻き添えを食うたとえ。
とくに火事の類焼に遭うこと。
城門の火事を消すために
池の水をくみ出したせいで、
池の魚がみんな死んでしまったという
故事にもとづく。
運命のいたずらなのか
とんだトバッチリと言うべきか、
魚は災難でした。
嘘か本当か、
むかし大きな山火事があって
やっとのことで沈下した跡から
なぜかスキューバーダイビング姿の男が
焼死体で発見され、物議をかもしました。
いったい男は、そんな格好で
何をしていたのか?
火事との関りがあるのか?
捜査の結果判明した事実は、
男は山のふもとにある湖でダイビング中に、
山火事の消火に出動したヘリコプターが
湖から水を吸い上げたときに
哀れにも一緒に吸い込まれてしまって
空から山火事めがけて撒かれたらしいとのこと。
池魚の禍とは彼の事です。
気をつけたいけど、
気をつけようがないこともありますね