
もう駄目ダメやと思った時に
表を焼き芋屋が通った
「焼き芋~♪焼き芋~♪」
なにが焼き芋やと笑っちゃって
一日一日には必ず一人天使がいる
気づかないだけ
- 中島らも -
この焼き芋屋さんは、まさに天使でしたね。
こんなとき、さも心配げに眉をしかめて
綺麗ごとをさんざん並べ立てた挙句
いい人をアピールしたら気が済んじゃう人も居て
”百害あって一利なし”というタイトルを
煙草から彼に移管したい、なんて思うのです。
ねらって出来るのは相当な人でしょうが
偶然でも好いから、誰かの焼き芋屋さんでありたい、
そんな風に思いませんか?