調教?

動かない者は、
自分をつなぐ鎖にも気づかない
- ローザ・ルクセンブルク -

 

サーカスの象の話をご存じでしょうか?
幼いうちから、ずっとロープにつないで育てると
大きく力強くなっても
おなじ細いロープをちぎろうともせずに
ロープの範囲内に大人しくして居るそうです。
つながれていることが当たり前になっているというか
どこかの段階で諦めてしまうのでしょう。

ノミのサーカスなんてのもあります。
ノミを、天井の低い容器の中で育てると
外に出しても、容器の天井の高さまでしか飛べない。
それを見て観客が面白がるというのですが
どちらも観る人が観たら虐待ですよね。

他人事ではなく
私たちも誰かの鎖の長さを
自分の限界と思い込んでいるかも知れません。
くわばらくわばら

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