
持論を持てば持つほど、ものが見えなくなる - ヴィム・ヴェンダース -
初めて行く場所は遠く感じて 帰り道にはずいぶん楽になったりして 私は転職や転勤が多かったので 毎回それを実感していたのでしたが、
あれを意識無意識で説明した人がいて 聴いたときは目からうろこは落ちるわ 叩きすぎて膝が腫れ上がるわ 頷きすぎて首がおかしくなる程でした。
すなわち、初めて歩く道では 五感をフルに働かせて すべての情報を取捨選択しているから 頭が凄く疲れるのに対して、 二回目三回目となると 見るべき場所、聴くべき音を絞って 到着に必要な情報以外は 判断材料に上らない仕掛けになっていて、 だから頭が疲れない、 すなわち近く感じるというわけ。
毎回すべてを取捨選択していたら 頭はたまったもんじゃないのでしょうけど、 そのために捨てている情報の中にも 結構おいしいものがあったりして、
だから通勤経路くらいならまだしも 人や物事にラベリングして 細かい異変を遮断するとなると これは危ない状態ですね。
しょせん無理な話ではあるけど ありのままを見るようにしましょうね