退屈が臭う前に必要なこと

ポール・マッカートニー【超技巧的 変拍子】10選

知り合いの演奏を聴いたら、
それは素人目にも完成度はたかく、
、、、そして退屈でした。
技巧的であって 音楽的でないのですね。
むしろ音響的かな。

世界的なコンテストでも
結構いい線いったとのことで(本人曰く)、
演奏は完璧に感じられましたが、
でもなんだか、 曲芸を観ているみたいで
ぜんぜん楽しくないのです。

対照的なのは、 ジプシーのバイオリンや
一部のジャズでしょう。
たとえ技術的にはおそまつ(とは思えませんが)でも、
魂にじかに触れてきます。

この違いはどこにあるのでしょう。

思うに、音楽を演奏しているか、
それとも音楽を使って自分を表現しているか、
そこら辺にあるような気がするのです。

あなたが音楽家だったら、ごめんなさい。
所詮しろうとの戯言です。
でもこれは音楽に限らず、絵でも文章でも
起こり得ることだと思います。

上手なのに退屈という、 悲惨な結末は
どうしたら防げるのでしょう?

直感ですが、 技巧的なことの他に、
味のある人間になる訓練が必要でしょう。

訓練と言ったって、マニュアルなんてありません。

人間の幅を広げるためには、
読書とか、自然や芸術に触れるとか、
結局自分が楽しむことでしょうか。
でかい仕事をした人の話を聴くとか、
自分が珍しい体験をするとか、
こうなるともはや”訓練”ではなく”娯楽”ですね^^;
今日から始めましょうか?

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