自覚は無いでしょうが あなたの感情は 無意識に口にする言葉に しばられているんです。
といっても、今日のお話は ポジティブとかネガティブとか、 プラス思考とかマイナス思考とか、 神さま言葉とか地獄言葉とか、 そういった好いお話とは ちょっと異なります。
たとえば腹をたてたとき どんなつぶやきをしますか?
・むかつく~ ・うそだろ! ・信じらんね~ ・げぇっ! ・ふざけんなよ~
男性なら(この頃は女性も) こんな言葉が出てしまうのでは?
試してみると解りますが、 それぞれの言葉にリードされて 少しずつ違った感情に 発展していきます。
普通ならここで
・ラッキー^^ ・ついてる^^ ・ありがたい^^
こんな風に言い換えましょうと 話が締めくくられますね。
もちろん、それが最高です!
なぜなら、人間の習性として、 感情的に口にした言葉は 理性でその根拠を探そうとします。
まぁ、理性と言っても 無意識のうちにですけどね。
たとえば
1.出掛けに靴ひもが切れた。 2.習慣で「ついてる!」と口にする。 3.何故ついてるのか無意識に探しはじめる。 4.一本遅れの電車で恋人に遭った。 5.靴ひもが切れたおかげと思った。
できすぎた話ですけど、 ついている根拠を探していれば なにか見つかるものです。
そして「自分はついてる!」という 信念にまで高まっていって、 好い循環が始まるというわけです。
ここで落とし穴があります。
本当は反省が必要な場面で、 自分の不注意による不具合まで 言い訳がたってしまうのです。
張り付いた薄ら笑いを浮かべて
「私には解ってたんだよ^^; こうなる事が必要だったんだね^^;」
こんな人、いませんか?
他人事だからそんなこと言うけど、 そんな人に限って自分の事だと 大騒ぎするもんです(ーー;
それはともかく、 (身近にそんなのがいるせいで ついムキになってしまいました) 感情というのは、たとえ怒りであっても 貴重な体験に変わりありません。
一足飛びに無視するばかりでなく、 いちど受け止めたうえで それに流されない知恵も必要です。
ここで登場するのが ボキャブラリー養成ギプス、、、
いぇ、残念ながら ツールは開発してませんけど、
言い回しを工夫して 感情をコントロールするというか、 マンネリ化を防ぐ方法です。
たとえば冒頭部分の、
・むかつく~ ・うそだろ! ・信じらんね~ ・げぇっ! ・ふざけんなよ~
と、つぶやいていた場面で、
・まぁ! ・あら、いやだ! ・なんともはや、、、 ・こまりましたな、、、
こんな風に、いつもの自分と 少しずらした反応言葉を 準備しておくのです。
上品でこっけいなものが おすすめですよ(^^;
おためしあれ!