2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
木乃伊取りが木乃伊になる(みいらとりがみいらになる)意味人を連れ戻しに行って連れ戻される立場になったり、説得しようとした者が説得されてしまうことのたとえ。 木乃伊取りというのは”薬用にするために、木乃伊を採取しに行く者”だそうです。あんなもの薬…
間尺に合わないましゃくにあわない意味「間(けん)と尺」は、建築や工事などに用いる寸法のこと。 割に合わなくて、損をしたり、ひき合わないことの例え。 世の中、計算通りには進みません。だからこそ、退屈せずに長生きできるわけで、もし、すべての人の…
仏も昔は凡夫なり(ほとけもむかしはぼんぷなり)意味釈迦も最初は煩悩に苦しむ普通の人間だったが、修行を積み重ねることによって悟りを開いた。そこから、誰でも精進すれば仏になれるという教え。努力によっては立派な人間になれるという広い意味でも使う。 …
減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人(へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり)意味使っても減らないというのであれば、金など百両もあれは十分である。決して死なないとわかっているなら、子供も一人いればいい。何事も起こら…
河豚食う馬鹿河豚食わぬ馬鹿(ふぐくうばかふぐくわぬばか)意味猛毒を持つ河豚を食べて命を落とすのは愚かな行為だが、むやみに恐れてまったく食べなくて河豚の美味を知らないというのも愚か者だということ。 ”踊る阿呆に見る阿呆”みたいですね。同じ愚かなら…
人跡繁ければ山も窪む(ひとあとしげければやまもくぼむ)意味大勢の人が行き来して踏めば、山も次第に窪んで低くなる意から、わずかなことでも度重なれば大きな結果になることのたとえ。 山が低くなるほどの往来ってかなりのものでしょうね。新宿駅の階段でさ…
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畠あっての芋種(はたけあってのいもだね)意味畑がなければ、どんなによい芋種があっても芋はできない意から、母親がよくないとよい子は生まれないことのたとえ。 どこかで聴いた気がすると思ったら、”命あっての物種”とゴロが共通ですね。でも意味は似ても似…
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能事畢る(のうじおわる)意味なすべきことはすべて終えたということ。やるべきことは全部やったという満足感を表す場合にも、また、自分のできることは全部やり終えたから、結果は運命にまかせるほかはないという心境を表す場合にも用いる。 初めて聞く言葉で…
念力岩をも通す(ねんりきいわをもとおす)意味一心こめてやれば、できないことはないというたとえ。中国の古典「韓詩外伝」にある、熊渠子という人物が虎だと思い込んだ石に向かって矢を放ったら、その矢が石に突き刺さったという話から 昔、念力ブームがあり…
糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)意味その声を聴くと、糠味噌でさえ腐ってしまいそうだということで、調子外れの歌や声の悪さをけなす時に使うことば。 糠味噌に”ただでさえ臭い”という不名誉な枕詞が隠れているのでしょう。私は臭いと思ったことないけど不精…
錦を衣て郷に還る(にしきをきてきょうにかえる)意味立身出世し、普通の者では着ることができない高価な錦の衣服を身にまとって故郷に帰るという意味で、成功者として郷里に帰ることのたとえ。 ”故郷に錦を飾る”の方が一般的ですね。そちらの言い方だと、のぼ…
無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ)意味出してやりたくても、ないものはどうにもならないということ。江戸時代、袖を振って返事をしたり、恋愛の意思表示をしたりする習慣があったが、既婚の女性は袖を振る必要がなく、袖を短くして留袖を着ていたことから。 …
時に遭えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)意味時流に乗って地位を得れば、才能がない者でも権勢を振るうようになるというたとえ。 ずいぶん前にパンダマウスを飼っていました。大きさはハツカネズミくらいなのですが、ホルスタインのような柄…
月と鼈(つきとすっぽん)意味どちらも形は丸くて似ているが、実質は比較にならぬほどかけ離れて違っていることのたとえ。 ”かけ離れている”たとえなのですね。それを聞いて安心しました。どちらが偉いとか尊いとか言われていたら、もう一方が可哀想というか、…
忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)意味真心から出たものではあっても、忠告は耳に痛いので聞き入れにくいということ。 そう言えばこの頃、忠告らしい忠告を受けた覚えがなく、やはり人間が出来てきたのかな?なんて一瞬思ってはみたものの、単純に身…
鶴の一声(つるのひとこえ)意味大勢で議論して決まらなかったことが、実力者の一言によって決定することのたとえ。 この説明のように”実力者”ならむしろ有難い一声ですが、これが”権力者”となると話は違います。 さんざん議論して歩み寄りかけた頃に意味も解…
大行は細謹を顧みず(たいこうはさいきんをかえりみず)意味大きな事を成し遂げようとする者は、細かな事に気を使ったりせず、目的に向かって積極的に事を運ぶものだということ。 こんな書かれようだといかにも大行が偉くて細謹は下みたいですが、実際は細謹を…
袖の下に回る子は打たれぬ(そでのしたにまわるこはうたれぬ)意味しかる時に逃げるような子なら追いかけても打ちたくなるが、自分を慕ってすがりついてくる子は可愛くて打つ気になれないということ。 親とか先生に怒られてばかりの子もいれば、なぜか滅多に怒…
青雲の志(せいうんのこころざし)意味立身出世して高位高官の地位に昇ろうとする大きな志のこと。また、世俗から離れようとする志の意味もある。 ”また、”なんて、気軽に並べてますけどなんだか正反対に近い志ですね。なんでこんなことになっているのでしょう…
駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)意味富士山と、一里塚は形は似ているが、比較にならぬという意で、差があり過ぎて比べものにならぬことのたとえ。 一里塚って、石でできた柱みたいなものが目印に立っているだけだと思っていましたが、富士山に…
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獅子の子落とし(ししのこおとし)意味獅子は生まれた子を深い谷に突き落とし、はい上がる子だけを育てるという伝説から、自分の子に苦労させて能力を試し、厳しく育てることのたとえ。 つい、星一徹さんを思い出すのは年寄りの証拠でしょうか?でも、あの親子…
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酒屋へ三里豆腐屋へ二里(さかやへさんりとうふやへにり)意味酒屋へは三里もあるし、豆腐屋へは二里の道のりがある意で、人里離れた不便な土地のたとえ。 下町とはいえ、都会生まだったので、徒歩5分圏内で大抵の買い物は用が足りたし、最寄り駅までも5分で…
後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)意味事が終わってしまってからあれこれ悔んでももはや取り返しはつかないのだから、事を行う前に、悔いの残らぬよう慎重な配慮をすべきであるという教え。 こういうのは人を見てから言うべきことでしょう。いまどきは、…