2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
いやいや三杯(いやいやさんばい)口では辞退するくせに、勧められるといくらでも飲み食いすること。口先ばかりの遠慮を笑うときに使うことば。 ”居候、三杯目には、そっと出し”とか”馬鹿の三倍汁”とか昔はおかずが少なかったから3杯食べる人が多かったのでし…
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朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)緑茶は疲労を回復させ、福を呼び、災難よけにもなるから、飲み忘れたら七里の道を戻ってでも飲むべきだという意。 母親がお茶好きだったこともあって実家に居たときは、ちゃんと急須をつかって上等な…
犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる) ①犬も歩けば棒で殴られる、という解釈で、何か事をすれば、それだけ災難にも遭いやすいという意味。②棒に行きあたるという解釈で、たとえ才能や運がなくても、やっているうちに思いがけない幸運にめぐりあ…
梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)梅のつぼみが一つ、また一つと日ごとに開くのがふえていき、まだ寒い中にほんのり春の気配を感じさせる様子。 東京に住んでいた頃はこの、春の気配が大好きでした。一度それを感じたらそのあと…
開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち) 何の努力もせず苦労もしないのに、思いがけない幸運に恵まれることのたとえ。牡丹餅は嫌いではないですけどすすんで戴くほど好きでもないですし、ましてや開けた口に勝手に入れられたならハラスメントで訴えるでしょ…
蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる) 蟻のような弱小な虫でも、一心に努力すればその願いがかなえられるの意で、無力な者でも一念発起すれば、その願いは天に届き、望みを達することができるというたとえ。 ここで言う蟻は私たちが想像している…
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこしをえず) 虎の住む穴に入る危険を冒さなければ虎の子を捕獲することはできない意から、冒険をしなければ大きな目的は達成できないことのたとえ。 これも、日常で使ったことはないし使われたのも聴いたため…
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)飼い主が手入れをしない馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとする。そこから、しつけをしていない子どもは外での振る舞いでわかるというたとえ。 スーパーなどに行くと「ちゃん…
鬼の霍乱(おにのかくらん) ふだん丈夫な人が、珍しく病気にかかることのたとえ。今までに何度か聴いて使われた場面から意味を想像していましたがだいたいその通りというかあまりひねりがない諺ですね。ところで、攪乱というのが何なのか?ググってみたところ…
快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ)よく切れる刀で、もつれた麻を断ち切る意で、複雑な物事や紛糾した問題を手際よく明快に処理するたとえ。 たしか小学1年生のときに聴いて、その時は「快刀乱麻で、、」という省略形だったので江戸川乱歩みたいに人名な…
君子は豹変す(くんしはひょうへんす)教養があって徳の高い人は、自分が過ちを犯したと知った時は、即座にはっきりと改めるということ。現在は態度を急変する意味にも使われる。 なるほど、もともとの意味を聴いてなんだかホッとしました。現在の意味の方だと…
犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)犬は一生の間に、狸ほどの大きな獲物を捕るのは一度あるかなしだの意で、めったにないチャンス、珍しい辛運などのたとえ。 私は東京の生まれ育ちなので犬が狸を捕まえる図が浮かびません。そもそも狸なんて”動…
鼠壁を忘る壁鼠を忘れず(ねずみかべをわするかべねずみをわすれず)壁をかじった鼠がその壁のことを忘れても、壁のほうでは自分をかじった鼠のことを忘れない。傷つけられたり、害を受けたほうでは加害者のことを決して忘れないものだということのたとえ。 確…
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会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)大阪地方のことわざ。五厘は一銭の半分。人との交際は、時間を取られたり、出費があったり、必ず何ほどかの損をするということ。 なんだか、いかにも関西人というかここまで言われたら身も蓋もない気がします…
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秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)秋になると肌寒い日が続くが、雨が降ると南方からの低気圧のせいで暖かい。そこで、寒がりの猫が三尺も顔を長くして喜ぶということ。 三尺といったら90センチ以上です。当…
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いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)毎日が月夜で米の飯が食べられる暮らしが続けば申し分はないという、苦労のない気楽な生活のたとえ。 似た感じのことばで、”お天道様と米の飯”というのがありますが、意味というか、使われる状況がまるで違いま…
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江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)江戸の地で自分をひどい目に会わせた相手に対して、遠く離れた長崎で敵討ちするという意味。意外な場所や領域、あるいは筋違いのことで仕返しをすること。関係のないことをして気を晴らす場合にも使う。 …
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江戸っ子の往き大名婦り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)旅に出ると往きがけから気前よく金を使って贅沢三昧をするため、一文なしになって乞食のようなかっこうをして帰ってくるということで、後先の考えのない江戸っ子気質の一面を取り上げたこ…
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京の着倒れ大阪の食い倒れ(きょうのきだおれおおさかのくいだおれ)京都の人は衣装に金をかけ、大阪の人は食事に金をかけ、その結果財産をなくすほどだということ。 東京は何だったのかな?”見栄倒れ”というのは、ちょっと語呂が悪いし、でも、世間体に無駄な…
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雨後の筍(うごのたけのこ)雨の降った後に筍が次々に生えてくるように、相次いで起こる物事のたとえ。 あまり、好ましいものではなさそうですね。薄気味悪い印象が伴います。筍はすきですけど、繁殖力がすごすぎるのはGやネズミを連想させるからでしょうか?…
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枯れ木も山の賑わい (かれきもやまのにぎわい)枯れ木も山に風情を添えるのに役立つ意からつまらないものでも、ないよりはましであることのたとえ。 ”ないよりはまし”は酷いですね。たとえば、ジョージとリンゴのかわりにエリック・クラプトンとドン・ヘンリ…